質問者ジブリの『崖の上のポニョ』が大好きなんです。舞台になった鞆の浦に行きたいんですが、ポニョのスポットはどこにありますか?宗介の家や赤い屋根のモデルになった場所をピンポイントで知りたいです。



その気持ち、すごく分かります!私も現地を歩き回って探しました。結論から言うと、『宗介の家』と断定できる単一の観光施設はありませんが、モデルとなった風景や宮崎駿監督が構想を練った場所は特定されています!一緒に見ていきましょう!
広島県福山市の「鞆の浦(とものうら)」。ここは2005年に宮崎駿監督が約2ヶ月間滞在し、ポニョの構想を練った場所として有名です。しかし、現地は入り組んだ路地が多く、場所を正しく知っておかないと迷ったり、一般の住宅地に誤って入ってしまったりする可能性があります。
この記事では、「鞆の浦 ポニョどこ」という疑問に対して、映画の風景と重なるスポットを徹底解説。さらに、ファンだからこそ知っておきたい「感動を2倍にする巡礼のコツ」も紹介します。
- 宗介の家や赤い屋根のモデルとなった「具体的な場所」
- 映画そのまま!円形の入り江やトンネルの発見方法
- 【重要】ポニョの世界観に120%浸るための「予習」と「宿泊」のすすめ
鞆の浦 ポニョどこ?宗介の家や赤い屋根のモデルを特定
映画『崖の上のポニョ』の世界観を感じるために、まずはファンが最も気になる「家」と「赤い屋根」の場所について、現地の状況と照らし合わせて解説します。
崖の上の一軒家(宗介の家)の正体
まず結論として、「宗介の家」として中に入れるような観光施設は存在しません。
しかし、モデルのインスピレーションの元になった場所は存在します。宮崎駿監督が滞在中に借りていた古民家(村上邸の離れ)が、崖の上(高台)に位置しており、そこからの景色が映画の構想に大きく影響を与えたと言われています。
特定の「誰かの家」を探すのではなく、「監督が見ていたのと同じ、高台からの海景色」を探しに行くのが正解です。
ポニョの舞台を感じる「赤い屋根」の風景スポット
映画の象徴である「赤い屋根」が連なる風景。これを写真に収めるなら、以下の2箇所が間違いありません。
1. 福禅寺 対潮楼(ふくぜんじ たいちょうろう)
窓枠を額縁に見立てて港を見下ろせる、鞆の浦随一の絶景スポットです。 ここから見下ろすと、海沿いの家々の屋根が重なり合う様子が見えます。まさに宗介が家のテラスから見ていた景色そのものです。
2. 医王寺(いおうじ)
対潮楼よりさらに高い場所にあり、580段ほどの階段を登ります。 少しハードですが、登りきると鞆の浦全体が円形に見渡せます。ポニョが魔法で海を広げたような、雄大なパノラマを確認できます。



医王寺からの眺めは、風の通り方や波の音が映画そのもの!「ここからポニョが波に乗って走ってきたのかな?」と想像するだけでワクワクします!
【重要】撮影・見学時のマナー
映画の雰囲気を楽しむ際、以下の点に絶対にご注意ください。モデルとされる場所の多くは、現在も生活が営まれている一般の住宅街です。
- 私有地厳禁: 敷地内への立ち入りは絶対にしない。
- 撮影配慮: 個人宅の表札や洗濯物などが写り込まないようにする。
- お静かに: 住宅街では大きな声を出さず、静かに散策する。
ポニョの世界を深掘り!スーパー・トンネル・船のモデル事情
「家」以外にも、ファンなら気になる「あの場所」について解説します。
スーパー「2TOMO」とトンネル
宗介とリサが買い物に行くスーパー「2TOMO(ツートモ)」。 名前の由来は「鞆の浦」から来ていると言われていますが、外観が完全に一致するスーパーが実在するわけではありません。 かつて存在したフェリー乗り場の建物や、地元の個人商店の雰囲気がミックスされているという説が濃厚です。
また、映画に出てくる暗いトンネルは、町外れにある「大可島(たいがしま)城跡」付近や、路地裏の抜け道がイメージソースと言われています。散策中にふと現れる小さなトンネルに、映画の面影を感じることができます。
独特な「円形の入り江」と港の風景
映画の中で印象的な、船が行き交う円形の港。 これは鞆の浦のシンボルである「雁木(がんぎ)」と呼ばれる階段状の船着き場と、港の形状が完全に一致します。 満潮時には雁木が海に沈み、まるで海面が上昇したかのような不思議な光景が見られます。
【予習編】行く前に観るか、観てから行くか
現地に行って「なんとなく似てるな〜」で終わらせてしまうのは非常にもったいないです。 鞆の浦の風景は、映画の背景美術の中に驚くほど細かく描き込まれています。特に**「草花の描写」や「波の形」**に注目してから行くと、現地での感動解像度が劇的に上がります。
もし手元に作品がない、あるいはしばらく観ていない場合は、出発前に必ず見返しておきましょう。スマホの小さい画面ではなく、テレビの大画面で背景の隅々まで確認するのがおすすめです。
▼ジブリのこだわりを高画質で再確認 現地で「あ!これ映画のあそこのシーンだ!」と気づける数が圧倒的に増えます。旅の準備として、まずは作品の世界に浸り直してみてください。
【宿泊編】ポニョの「朝と夜」を見る魔法の時間
日帰り観光も可能ですが、ここまで読んでくださった熱心なファンの方には、鞆の浦での宿泊を強くおすすめします。
なぜなら、ポニョの世界観が最も濃くなるのは、観光客が帰った後の**「夕暮れ〜夜」と、まだ誰もいない「早朝」**だからです。
- 夜の静寂: 家々に明かりが灯り、真っ暗な海に波音だけが響く時間は、リサと宗介が家で過ごしている夜そのもの。
- 朝の霧: 早朝、海面に靄(もや)がかかる幻想的な風景は、ポニョたちがボートで冒険に出発する直前の空気感と完全にリンクします。
窓から「ポニョの海」が見える宿を探す
鞆の浦には、創業数百年を超える老舗旅館から、モダンなホテルまで揃っています。 特に**「海側の部屋」**を予約できれば、窓を開けた瞬間、そこはもう宗介の家のバルコニーです。



朝起きて、窓の外に広がる穏やかな海を見た時の感動は言葉になりません。日帰りでは絶対に見られない「特別な青色」がそこにあります。
▼鞆の浦で「海が見える宿」の空室を見る 人気のエリアなので、特に週末や連休は早めのチェックが必須です。今のうちに料金や空き状況を確認しておきましょう。
まとめ:鞆の浦でのポニョ探しは「風景」と「時間」を楽しむ旅
今回は「鞆の浦 ポニョどこ」という疑問に対し、モデルとなった場所や、より深く楽しむためのポイントを解説しました。
記事の総括
- 特定施設ではない: 宗介の家は「風景全体」や「監督が滞在した離れ」がモデル。
- 赤い屋根: 対潮楼や医王寺から見下ろす景色が映画そのもの。
- マナー重視: 住宅街が多いため、静かに、敷地に入らず楽しむこと。
- 宿泊の価値: ポニョの世界に本当に浸れるのは、朝と夜の時間帯。
鞆の浦は、潮待ちの港として栄えた歴史ある素晴らしい町です。ポニョの世界観を楽しみつつ、美味しい鯛めしを食べたり、温泉に浸かったりと、ゆったりとした時間を過ごしてくださいね。










