質問者糸守湖のモデルって諏訪湖だと思ってたけど、違う場所だって聞いたんです。本当のところはどうなんですか?



その噂、実は『半分正解』なんです!糸守湖はひとつの場所ではなく『複数の場所のハイブリッド』なんですよ!
映画の風景があまりにもリアルなので、特定の一箇所がモデルだと思いがちですよね。でも、新海誠監督のこだわりはもっと奥深いんです。結論から言うと、糸守湖は「諏訪湖」のビジュアルと、監督の故郷にある「松原湖」の記憶が融合して生まれた架空の湖です。
- 「諏訪湖じゃない」と言われる決定的な理由と監督の証言
- ビジュアル担当の「諏訪湖」と、雰囲気担当の「松原湖」の違い
- 糸守町の町並みのモデル「岐阜県飛騨地方」の巡り方
- 長野と岐阜を効率よく回るための「失敗しない宿泊プラン」
「君の名は」諏訪湖じゃない説の真相と糸守湖の正体


検索窓に「君の名は 諏訪湖じゃない」と打ち込む人が多いのは、映画の舞台設定があまりにも緻密で、実際の地図と少しズレがあることに気づいた鋭いファンがいるからです。ここでは、その「じゃない説」の核心に迫ります。
新海誠監督が語った原風景「松原湖」
諏訪湖がモデルとして最も有名ですが、実は新海誠監督ご自身が、イメージの原点として別の湖の名前を挙げていることはご存知でしょうか。
それは、監督の出身地である長野県小海町にある「松原湖」です。
つまり、「物語の空気感」は松原湖であり、あの広大な「視覚的な地形」として諏訪湖が参考にされている、というのが正確な解釈です。「諏訪湖だけがモデルではない」という意味で、「諏訪湖じゃない説」は真実と言えます。
【徹底比較】諏訪湖 vs 松原湖 vs 糸守湖
では、実際に劇中の糸守湖はどちらに近いのか、要素ごとに整理してみましょう。
| 比較項目 | 諏訪湖(長野県諏訪市) | 松原湖(長野県小海町) | 糸守湖(劇中) |
| 形状 | 丸に近い広大な湖 | 小規模で複雑な形 | 完全な円形(クレーター) |
| 周囲の地形 | 盆地で周囲に街明かりが多い | 森に囲まれた静かな場所 | 山に囲まれた盆地 |
| 規模感 | 非常に大きい(一周約16km) | 小さい(一周約2km) | かなり大きい |
| 役割 | 圧倒的な俯瞰のビジュアル | 静謐な空気感・監督の記憶 | 両者のいいとこ取り |
このように比較すると、映画のポスターや高台からのカットで描かれる「盆地の中に広がる大きな湖」というビジュアルインパクトは、間違いなく諏訪湖がベースになっています。
ビジュアルモデルとしての「諏訪湖」の重要性
「じゃない説」があるとはいえ、聖地巡礼として最も景色がリンクするのはやはり諏訪湖です。特に立石公園からの眺めは、映画のカタワレ時のシーンと重なると評判です。
- 立石公園(長野県諏訪市): 諏訪湖を一望できる高台。夕景や夜景の名所としても知られ、映画のキービジュアルの構図に極めて近いです。



立石公園からの夕日は本当に息を呑む美しさです!映画ファンでなくても感動すること間違いなしですが、道が少し狭いので運転には注意してくださいね!
諏訪湖だけじゃない!糸守町の風景を構成する重要なモデル地
糸守湖の「湖」そのものは長野県の諏訪湖や松原湖がモデルですが、瀧くんが三葉を探しに訪れた「糸守町」の町並みや駅は、全く別の場所がモデルになっています。ここを混同しないことが、聖地巡礼を楽しむコツです。
町並みのモデルは「岐阜県飛騨市」
糸守町の建造物や雰囲気は、岐阜県の飛騨地方(特に飛騨古川)がモデルとなっていることが、映画のエンドロールや公式ガイドブック等の情報からも明らかです。
特に以下のスポットは、映画のシーンと完全に一致するため、多くのファンが訪れています。
- 飛騨古川駅: 瀧くんが糸守に行くために降り立った駅。跨線橋からの眺めが映画そのままです。
- 飛騨市図書館: 瀧くんたちが糸守の歴史について調べ物をした図書館。
- 気多若宮神社: 三葉たちが住む宮水神社のモデルの一つ(階段の雰囲気など)。
巡礼をより深く楽しむための予習アイテム
現地に行って「あ、ここだ!」と感動するためには、改めて映像や設定資料を見返しておくのがおすすめです。記憶が鮮明なうちに現地に行くと、没入感が段違いですよ。
※背景画が多数収録されており、どの場所がどう参考にされたかが詳しく分かります。
聖地巡礼の落とし穴!長野と岐阜の距離問題と「失敗しない」宿泊プラン


ここで聖地巡礼を計画している方に、非常に重要な注意点をお伝えします。
地図上では近く見えるかもしれませんが、長野県の「諏訪湖」と岐阜県の「飛騨古川」は、かなり離れています。
- 移動距離: 約100km〜120km
- 所要時間: 車でも電車でも、山越えのため片道3時間近くかかります。
日帰りで両方を回ろうとすると、移動だけで終わってしまい、肝心の「カタワレ時(夕暮れ)」をゆっくり見ることができません。
そこでおすすめなのが、「見たい景色に合わせて宿泊地を決める」という戦略です。
プランA:映画のような「カタワレ時」を見たいなら「上諏訪温泉」泊
「君の名は。」といえば、やはり夕暮れ時の湖の景色。この一番美しい瞬間を逃さないためには、諏訪湖畔への宿泊が必須です。
上諏訪温泉には、部屋から湖を一望できる宿が多くあります。夕日が沈んだ後の、夜景に変わっていく諏訪湖を見ながら温泉に入る……まさに映画の世界に浸る贅沢な時間が過ごせます。
✅ こんな人におすすめ
- 立石公園からの夕景・夜景を絶対に見たい
- 移動の疲れを温泉で癒やしたい
プランB:瀧くんの足跡をじっくり辿るなら「飛騨高山」泊
飛騨古川の町並みや図書館を時間を気にせず巡りたいなら、拠点となる飛騨高山エリアでの宿泊が正解です。
高山駅から古川駅までは電車で約20分。昼間は聖地巡礼、夜は高山の古い町並みで飛騨牛グルメを楽しむ、という充実した旅行になります。
✅ こんな人におすすめ
- 再現度の高い駅や図書館をゆっくり撮影したい
- 聖地巡礼とあわせてグルメも楽しみたい



私は前回、無理やり日帰りで回ろうとして移動だけでクタクタになってしまいました…。絶対に1泊して、それぞれの場所の空気をゆっくり味わうのが正解ですよ!
まとめ:糸守湖は「みんなの心の中にある理想の景色」
「君の名は諏訪湖じゃない説」について検証してきましたが、結論としては「諏訪湖はビジュアルのモデルだが、それだけが全てではない」というのが真相です。
- 地形・ビジュアル:長野県の諏訪湖(立石公園からの眺め)
- 空気感・原風景:長野県の松原湖(新海監督の故郷)
- 町並み・駅:岐阜県の飛騨古川(飛騨古川駅・飛騨市図書館)
新海誠監督は、これらの美しい風景をパズルのように組み合わせ、現実よりも美しい「糸守」という世界を作り上げました。
だからこそ、諏訪湖に行けばその壮大さに、飛騨に行けばその懐かしさに、それぞれ違った「君の名は。」の感動を味わうことができます。距離は離れていますが、ぜひ1泊2日のゆったりとした行程で、両方の聖地を巡る旅に出かけてみてくださいね。
旅行の日程が決まったら、まずは希望エリアの空室状況を確認しておきましょう。特に「湖側のお部屋」や「週末」はすぐに埋まってしまうので、早めのチェックがおすすめです!










