質問者龍神温泉へ旅行に行きたいんだけど、『上御殿』と『下御殿』って名前が似すぎてて違いが分からない! どっちも歴史がありそうだけど、お風呂や料理、部屋の雰囲気はどう違うの? 失敗したくないから比較して教えて!



そのお悩み、龍神温泉あるあるですね! 実はこの2軒、すぐ隣同士なんですが『滞在のテーマ』が全く違うんです。歴史に浸るなら上御殿、絶景とユニークさを楽しむなら下御殿。どちらが自分に合っているか、ポイントを絞って解説します!
和歌山県の秘湯・龍神温泉には、紀州徳川家の藩主が湯治に訪れた際に整備された「上御殿(かみごてん)」と「下御殿(しもごてん)」という二つの老舗旅館があります。
「せっかくなら自分好みの宿に泊まりたい」という方のために、両館の特徴を徹底比較しました。
- 一目で決まる!上御殿と下御殿のスペック比較表
- 「総檜・槙」vs「畳・露天」お風呂の決定的な違い
- 【裏技】下御殿に泊まって上御殿のお風呂も楽しむ方法
徹底比較!上御殿と下御殿の違いを一発チェック


まずは結論から。両館は名前こそ似ていますが、中身のキャラクターははっきり分かれています。
以下の表で、ご自身がどちらのタイプかチェックしてみてください。
【決定版】上御殿 vs 下御殿 比較表
| 比較項目 | 上御殿(かみごてん) | 下御殿(しもごてん) |
| 最大の特徴 | 「歴史と格式」 国の登録有形文化財 | 「眺望と開放感」 日高川の絶景と畳風呂 |
| お風呂 | 総高野槙(こうやまき) 木の香りと温もり重視 | お座敷風呂(畳敷き) & 渓流露天風呂 |
| 客室 | 江戸時代の風情を残す 純和風・クラシック | 川沿いのモダン和室あり せせらぎがBGM |
| 料理スタイル | 正統派の会席料理 器や盛り付けも雅 | 囲炉裏料理プランあり (※プランによる) |
| こんな人向け | 殿様気分を味わいたい 静寂を楽しみたい | 川の景色に癒やされたい 珍しいお風呂に入りたい |



ざっくり言うと、「タイムスリップしたいなら上御殿」、「リバービューで開放感を味わいたいなら下御殿」です! 料金帯は時期によりますが、基本的には同ランク。あとは「好み」の問題です!
お風呂で選ぶなら?「香りの上御殿」か「絶景の下御殿」か
「日本三美人の湯」としての泉質は、どちらも同じ「ナトリウム炭酸水素塩泉」。トロトロの美容液のようなお湯ですが、浴槽のスタイルで体験がガラリと変わります。
上御殿:香り高い「高野槙」で殿様気分
上御殿の浴室は、浴槽全体に世界遺産・高野山ゆかりの「高野槙(こうやまき)」を贅沢に使用しています。
浴室に入った瞬間、森の中にいるような清々しい香りに包まれるのが特徴。歴史ある建物の中で、静かにお湯の音だけを楽しむ…そんな**「静」の入浴**です。
下御殿:全国的にも珍しい「お座敷風呂」
一方、下御殿の名物は「お座敷風呂」。なんと洗い場の床が特殊な畳敷きになっています。
- 足元が冷たくない:冬場でもヒヤッとしません。
- 滑りにくい:お子様やご年配の方でも安心。
- 露天風呂:日高川の渓流が目の前に広がり、開放感は抜群です。
迷ったら「下御殿泊+上御殿日帰り」という手も


「下御殿の露天風呂も捨てがたいけど、上御殿の歴史あるお風呂にも入りたい…」
そんな欲張りな方におすすめなのが、「下御殿に宿泊して、上御殿は日帰り入浴で利用する」(あるいはその逆)というプランです。
実はこの2軒、徒歩数分の距離。浴衣で散歩がてらハシゴ湯が可能です。
ただし「上御殿の日帰り」には注意が必要!
「じゃあ着いてから上御殿のお風呂に行こう!」と思っていると痛い目を見ます。
上御殿の日帰り入浴は受付時間が非常に短く、お昼の数時間しかチャンスがありません。
夕方にチェックインしてからでは「営業終了」で入れないため、ハシゴ湯を計画している方は、以下の記事で「魔の時間帯」を必ずチェックしておいてください。
料理と部屋で選ぶ!「御成の間」か「川のせせらぎ」か
最後に、滞在の満足度を左右する「食」と「住」の比較です。
部屋:歴史的価値 vs 眺望
- 上御殿の「御成の間(おなりのま)」
- 実際に藩主が宿泊した部屋が現存しており、宿泊可能です(要予約)。天井の高さや細工など、建築美に触れられます。歴史好きにはたまりません。
- 下御殿の「川側客室」
- 窓を開ければすぐそこが日高川。川のせせらぎをBGMに眠ることができます。現代的な快適さと自然の調和を求めるならこちらです。
料理:紀州の味覚
どちらも地元の「熊野牛」や「アマゴ」「鮎」を使った料理が自慢ですが、下御殿にはプランによって「囲炉裏(いろり)」で食事を楽しめるコースがあります。
「火を囲んで食べる」という体験は、旅の夜を盛り上げてくれること間違いなしです。
今、空室があるのはどっち?
人気シーズンは両方埋まりやすいですが、「上御殿は満室だけど下御殿なら空いている(またはその逆)」ということもよくあります。
まずは日程を入れてチェックしてみましょう。
まとめ:あなたはどっち派?最終ジャッジ!
龍神温泉の上御殿と下御殿の違いについて比較しました。
最後に、迷いを断ち切るための選び方をまとめます。
- 「上御殿」を選ぶべき人
- 登録有形文化財に泊まるという「歴史体験」を重視したい。
- 木の香りがするお風呂で、静かに癒やされたい。
- 「下御殿」を選ぶべき人
- 部屋や露天風呂からの「川の景色」を重視したい。
- 珍しい「畳敷きのお風呂」や「囲炉裏料理」を体験してみたい。
どちらを選んでも、日本三美人の湯の実力は本物。翌朝の化粧ノリの違いに驚くはずですよ。



両館をハシゴして、殿様気分をフルコースで味わうのも粋ですね!










