
大久野島のうさぎって触っても大丈夫なんですか?餌の持ち込みルールもよくわからなくて、安全に楽しめるか心配です…



その疑問、とてもよくわかります!結論から言うと、大久野島のうさぎは直接触ることはできませんが、正しいルールを守れば安全に餌やりを楽しめますよ!
大久野島うさぎを触る前に知るべき危険と餌の持ち込みルールについて、環境省が定める公式ガイドラインでは「うさぎに直接触れること」は禁止されています。野生化した約500匹のうさぎたちは、感染症のリスクや噛みつき事故の危険性があるためです。しかし、適切な餌の持ち込みと正しい接触方法を知っていれば、安全で楽しい体験ができます。
- 大久野島でうさぎに触れない理由と安全な楽しみ方
- 餌の持ち込みルールと推奨される餌の種類
- 子供連れでも安心して楽しむための具体的方法
大久野島のうさぎに「触れない」理由と安全な接触方法


環境省が定める接触禁止の理由
環境省の公式ガイドラインでは、以下の理由でうさぎとの直接接触を禁止しています。
健康面のリスク
- 人畜共通感染症の感染リスク
- ノミ・ダニなどの寄生虫
- 皮膚疾患の感染可能性
うさぎ側のリスク
- 抱っこ時の落下による怪我
- 人間への過度なストレス
- 野生動物としての警戒心の低下
安全に楽しむための正しい距離感
うさぎに触れなくても十分楽しめる方法があります。
楽しみ方 | 安全な距離 | 注意点 |
---|---|---|
写真撮影 | 1-2メートル | フラッシュ禁止 |
餌やり観察 | 手を伸ばさない距離 | 地面に餌を置く |
自然観察 | 静かに座って待つ | 追いかけない |



実は触らなくても、うさぎたちの可愛い仕草や表情を間近で観察できるので、十分癒されますよ!
子供連れの場合の特別な注意点
お子様連れの場合は、以下の点に特に注意が必要です。
事前に伝えるべきこと
- 「見るだけ」のお約束
- 大きな声を出さない
- 走り回らない
親御さんの役割
- 常に手をつないでおく
- 餌やりは大人が代行
- うさぎとの適切な距離を維持
現在のうさぎの数は最盛期から減少しており、その背景には様々な要因があります。詳しい状況については、大久野島うさぎが減った理由は事件と犯人の影響?現在の数とニュースまとめ で詳しく解説していますので、島の現状を知りたい方はぜひご覧ください。


餌の持ち込みルールと推奨される餌


持ち込み可能な餌一覧
大久野島では以下の餌の持ち込みが認められています。
- キャベツ(細切りにカット)
- にんじん(スティック状)
- 小松菜
- うさぎ専用ペレット
- 米・パン・お菓子
- 玉ねぎ・ニラなどの刺激野菜
- 腐りやすい食材
- 人間用の加工食品
正しい餌やりの手順
安全な餌やりには以下の手順を守ってください。
- 手から直接与えない
- 必ず地面に置く
- うさぎが食べやすい場所を選ぶ
- 適量を心がける
- 一度に大量に与えない
- 食べきれる分だけ
- 最後まで見守る
- 食べ終わるまでその場にいる
- 残った餌は必ず回収
- 複数箇所に分散
- うさぎ同士の競争を避ける
- 弱い個体も食べられるよう配慮



島内では餌を販売していないので、忠海港の売店やJR忠海駅前のファミリーマートで事前購入しておきましょう!
餌やり後の注意事項
餌やり後は以下の点にご注意ください。
- 手の消毒を徹底する
- 衣服についた毛や汚れを払う
- 靴底の消毒(可能であれば)
- 子供の場合は特に手洗いを徹底
大久野島での宿泊体験と最適な楽しみ方
宿泊がおすすめな理由
大久野島を最大限に楽しむなら、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」での宿泊がおすすめです。
- 早朝6時からのうさぎ観察(観光客が少ない静かな時間)
- 夕方17時以降の穏やかなうさぎたちとの時間
- 天然温泉で1日の疲れをリフレッシュ
- 瀬戸内海の新鮮な海の幸を堪能



実際に宿泊された方からは『朝のうさぎたちは本当に穏やかで、日中とは全く違う表情を見せてくれた』という声をよく聞きます!
日帰り観光のタイムスケジュール
日帰りの場合の効果的な回り方。
- 9:00-10:00 忠海港からフェリーで到着
- 10:00-12:00 休暇村周辺でうさぎ観察・餌やり
- 12:00-13:00 休暇村でランチ(日帰り利用可能)
- 13:00-15:00 島内散策・毒ガス資料館見学
- 15:00-17:00 再びうさぎとの触れ合いタイム
- 17:30 最終フェリーで忠海港へ
アクセス情報と事前準備のポイント
忠海港までのアクセス
電車利用の場合
- JR呉線「忠海駅」下車
- 徒歩約7分で忠海港到着
- フェリー運航:1時間に1-2便
- 料金:大人往復720円、子供往復360円
車利用の場合
- 山陽自動車道「本郷IC」から約25分
- 忠海港公共駐車場利用(無料)
- カーナビ設定:「忠海港」で検索
持参すべきアイテム
必須アイテム
- うさぎ用の餌(事前購入推奨)
- 手指消毒用アルコール
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋(持ち帰り用)
あると便利なもの
- カメラ(望遠レンズがあると◎)
- 日焼け止め・帽子
- 歩きやすい靴
- 小さなお子様用の着替え



特に春(4-6月)と秋(9-11月)は子うさぎに出会えるベストシーズンなので、この時期の訪問がおすすめです!
宿泊を検討される場合は、人気の時期は早めに予約が埋まってしまうため、計画が決まったら早めの予約をおすすめします。
まとめ
大久野島うさぎを触る前に知るべき危険と餌の持ち込みルールについて解説しました。うさぎに直接触ることはできませんが、適切な餌やりと観察により、十分に癒しの体験を得ることができます。
- 環境省のガイドラインに従い、直接触れないこと
- 餌は推奨されたもののみを適量与えること
- 子供連れの場合は特に注意深く見守ること
- 宿泊することでより深い体験が可能
大久野島を訪れる際は、うさぎたちの安全と福祉を最優先に考えた責任ある観光を心がけましょう。正しい知識とマナーを持って、大久野島の美しい自然とかわいいうさぎたちとの出会いを心に残る思い出にしてくださいね!
コメント
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[…] 大久野島うさぎを触る前に知るべき危険と餌の持ち込みルール では、子供連れでも安心して楽しむための具体的な方法や、絶対に与えてはいけない食品リストなど、実践的な情報が詳しく解説されています。 […]